2008年10月03日

交通事故

さっき交通事故の現場を通ってきました。上野の不忍池の近くです。
片側1.5車線の道路、バイクとタクシーの接触事故のようです。
道路に横たわっていた人は黒いブーツを履いていましたからバイクのライダーでしょう。ちょうど救急隊員が何か処置をしているところで、血は出ていませんでしたが意識不明のようでした。

側には横転したバイクと、転倒の衝撃で外れたサイドカバーや割れたプラスチック部品が散乱していました。バイクはいわゆる暴走族仕様に改造されていて車種が特定できませんでしたが、星型のキャストホイールからスズキのバイクと思われます。おそらくGSX400Eかそれに似た車種でしょう。

さっきまでライダーの生死が気になっていたのに、不思議なもので改造バイクを見た瞬間に同情の気持ちがサーと引いていきました。もちろん、事故の原因がどっちにあったかなんて分かりませんよ。でも、対応にあたっている救急隊員だって人の子、もし私のような先入観を持っていたら、「この人は助けなきゃ」「この人はどうでもいいや」と対応にも差があって当然だよな~・・・なんて思ったり。人の生死を左右できるというところで、救急隊員はデスノートに出てくる夜神月(やがみらいと)と同じかも。


ご参考までに、
ウィキペディアによれば「旧車會」と「旧車会」は全くの別物。”會”は暴走族、”会”はクラシック車愛好会だそうだ。


ご参考までに、
GSX400Eはザリというニックネームがあります。ザリというのはザリガニのことですね。



  

Posted by kerokero at 08:29Comments(6)TrackBack(0)バイク