2006年12月19日

続・パンク

ふもとの村まであと何キロくらいあるだろうか?まだお昼を過ぎたばかりだから、何とか日が暮れる前にはたどり着けるだろうなどと考えながらエンジンをかけて押し始めました。ローギアのアイドリングでも早足くらいのスピードになるので、防寒ウェアではすぐに汗だくです。カーブを一つ二つ曲がったところでもう限界。押すのを止めてバイクにまたがって走ってみると、なーんだ結構いけるじゃん♪・・・と思ったのも数メートル、タイヤのビードが落ちました。
そうなるともう真っ直ぐ走りません。グニャグニャと常に左に切れようとするハンドルを力で押さえ込み、車体をやや右へバンクさせた状態でなんとか真っ直ぐ走れるのです。(注:ビードが落ちてタイヤが右へずれたのでこんな状態になりました。)それでも駆け足くらいのスピードは出せるので、歩いて下りてくるよりは正しい選択だったかなと。
20キロくらい走ったでしょうか、なんとかふもとの村にたどり着き、auの携帯電話も電波が届いたので救援を依頼。待つこと一時間、やっとレッカーが到着してバイクを積み込み、50キロ離れた前橋市のバイク屋でパンクを修理してもらいました。チューブはズタズタになっていたため新品に交換で4千円の出費。ちなみに任意保険に入っていたのでレッカー代と高速道路代は無料でした。レッカーを待っている間、心配して声をかけてくださった地元の方々、どうもありがとうございました。

  

Posted by kerokero at 00:26Comments(2)TrackBack(0)ツーリング