2009年05月15日
キリンフリー
アルコール0.00%なので、飲んでも運転可!これはいいかも!
味のほうが気になりますが、品薄状態とのことで売っているのを見たことがありません。早く飲んでみたい。
http://www.kirin.co.jp/brands/kirinfree/index.html
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2009年05月15日
バイク旅
5月2日から6日にかけ、4泊5日で能登半島から新潟、信州へと旅してきた。
こんなに長期のツーリングは初めてだが、寝る場所をしっかり確保してあったので不安なく快適な旅を楽しめた。今年は9月にも5連休があるので、今から計画を練っているところである。
全走行距離 1,691km 平均燃費21.85km/l
5月2日 埼玉⇒松本⇒奥飛騨⇒富山⇒氷見 454km
5月3日 氷見⇒能登半島最北端⇒輪島⇒富山⇒柏崎(新潟) 543km
5月4日 柏崎⇒只見(福島)⇒大湯温泉(新潟) 292km
5月5日 大湯温泉⇒湯沢⇒渋温泉 198km
5月6日 渋温泉⇒草津⇒埼玉 202km
(1日目) 5月2日 埼玉⇒松本⇒奥飛騨⇒富山⇒氷見 454km
午前3:40埼玉の自宅を出発。高速道路の混雑を避けて早朝に出発したのだが、考えることは皆同じ。関越道は渋滞こそしていないものの、3車線が全部車で埋まり、80km/hくらいで流れていた。自分はどの車線を走るか状況判断する。追い越し車線は急いた車が車間を詰めてくるので追突されないよう気を使うし、真ん中の車線はインターチェンジからの合流を嫌った車がこの車線に集まるので流れが悪い。自分は急ぐこともないので、左側車線をトラックの後ろに衝いて一定速度でエコラン走行に徹することにした。順調に松本に到着。
名古屋のZRX1100のOさん、KLX250のKさんの二人とは、奥飛騨の割石温泉でお昼に待ち合わせ。私は松本から野麦街道を走り、白骨温泉方面への分岐を通過したのが8:00、安房トンネルを抜け平湯温泉へ、あっという間に奥飛騨温泉郷に到着。このペースだと待ち合わせの時間よりも2時間以上早く到着する計算になる。
時間調整も兼ねて黒土林道というところに入ってみた。小道をどんどん登っていったら舗装が切れ、まぁどこかには抜けるだろうと更に奥へ入ってみたらゲートで閉鎖の行き止ま林道。んー残念。バイクが泥で汚れただけでした。Oさんから早く着きそうだとメールが入り、急いで林道を引き返し石割温泉をめざす。それでも私のほうが早く着いてしまった。
石割温泉の建物は、以前は老人ホームだったのではと思わせる造りで、年数が経ち入居者が他界してその役目が終わったのか(勝手な想像)今は日帰り温泉施設になっていた。先に温泉に入っていますとメールを送信し、湯船につかっているところにOさんとKさんが到着。風呂から上った時にはちょうどお昼だったので施設内の食堂でカツカレーを食べた。どうせレトルトかチン!料理が出てくるだろうと期待せずにいたが、ちゃんと揚げたてのカツがのっていておいしかった。
国道41号線を神通川沿いに北上し、富山県入り。富山県へ来たのは生まれて初めてだ。富山といえば薬売り。そういえばピカトンとかいう原子爆弾みたいな名前の薬を売りに行商が来たことがあったなぁ。薬を買ったおまけに風船をもらったっけ・・・などと思いをめぐらす。
富山市内の中心部を走ったと思うのだが、太閤山という地名を見ながら市内を抜け、富山湾を見下ろす高台の公園に出た。その公園はおそらく二上山公園だったと思うが、よく覚えていない。天気がよければ立山連峰が見えるそうだが、あいにく曇りで見られなかった。
氷見市のライブカメラ (立山連峰を望む)
http://www.city.himi.toyama.jp/live_cam/live_cam.htm
国道160号線を海岸沿いに走り、途中、フィッシャーマンズワーフで地酒と肴を仕入れ、今日の宿泊地の小境に到着。民宿では夕食に出た黒鯛とブリの刺身がおいしかった。
忍者ハットリくん列車を激写!藤子不二雄A氏の出身地らしい。
フィッシャーマンズワーフで見つけたブリ小僧。こちらはどういう位置づけなのか良く分からん。
(2日目)5月3日 氷見⇒能登半島最北端⇒輪島⇒富山⇒柏崎 543km
朝7:00に朝食を済ませ、能登島へ。能登島へ渡るときに通った能登島大橋は上下にうねるように島に向かって伸びていて、その高低差のある橋から眺める景色は最高でした。能登島から戻るときはツインブリッジを渡り、その後は能登半島最北端の狼煙(のろし)を目指す。ひたすら走る、走る・・・遠いなぁ。遠いけど着いたー!
写真はツインブリッジ
駐車場にバイクを停め、さいはて資料館を一人で見学する。
館内の案内の女性が伊能忠敬(日本国土を測量して地図を作った人)に心酔しているそうで、全国行脚の歴史的なロマンを熱く語ってくれた。資料館の右手の丘を登ったところにある禄剛崎灯台は、フランス製の特別なレンズが使われているそうで、是非見学するよう薦められた。
OさんとKさんを見つけ一緒に禄剛崎灯台へ。
灯台をバックにOさんの記念写真を撮ってあげた。Oさんに、今度は私とKさんの写真を撮ってもらったが、後で見てみたら写っていなかった・・・機械オンチのオヤジめ~
狼煙から輪島へ。
昼食。居酒屋風の店構えに引かれ暖簾をくぐる。なんか変な雰囲気・・・。女将風の女性が釜の中を覗いて御飯の残りをしきりに気にしている。女将のご主人と思しき板前さんが海老はもう終わりだよと言っているにもかかわらず、女将風の女性はエビフライ定食の注文を受けている。なんかパニックに陥っているような様子。他にも店員がいるのだが、冷たく見守っている。
私たち三人は店選びに失敗したことを悟ったが、既にカウンター席に並んで座ってしまっていたため店を変えるわけにはいかない状況。結局、サバ煮定食を無事に食べられたのでよかったのだけれど。
能登半島を満喫し、帰路へ。能登自動車道に乗り、名古屋へ帰るお二人とは高速の分岐で別れた。
私は一人、今日の宿泊地、新潟の柏崎へ向かった。
柏崎では、ビジネスホテルを予約しており、食事は高速のパーキングエリアで済ませてきたので寝るだけ。明日は田舎の同級生と合流し、魚沼にある大湯温泉に泊まって酒盛りをする予定。
(3日目)5月4日 柏崎⇒只見⇒大湯温泉 292km
ビジネスホテルで朝食を済ませ出発。柏崎刈羽原子力発電所の近くの道端にバイクを停め、集合場所と時間を確認するため田舎の同級生に電話を入れる。ふと見上げると放射能レベルの測定値が電光表示されているではないか。ただでさえ少ない髪の毛が放射能を浴びて全部抜け落ちてしまうのではないかと心配になってきたので、急いでヘルメットをかぶり原子力発電所から離脱した。
県境を越え、福島県に入り田子倉ダムで友人たちと合流。来た道を新潟方面に引き返し、途中で互いのバイクを取り替え試乗会。スポーツスターとビューエル。転ばしてもゴメンで済む相手なので気が楽だ。ビューエルは同じVツインなのにスポーツスターとは違った伸びのいい加速をする。だけど、ポジションがダメで、ブレーキングのときに体を支えられない。ミラーなんか振動で何も見えないし。それにしてもVツインの乗り味は気持ち良い。この気持ち良さを味わったら、機械って効率ばかり追求してもダメなんだなぁと思えてきた。
田子倉ダム。残雪が溶けて、スノーシェッドの上を滝になって流れている。
大湯温泉の旅館に到着。旅館の庭にバイクを入れると、縁側から女将さんが暖かく出迎えてくれた。前にも何度か泊まっていて、顔を覚えていてくれたのがうれしい。温泉に入り、乾杯ビール、そして新潟の地酒、あとはお決まりのコース。気がついたら朝でした。家内から頼まれていた、コシヒカリを20キロ、宅配便で自宅へ送ってもらうよう手配するのを忘れなくてよかった。
泊まった宿の裏にある廃墟となった旅館。
川の上に建てたのが悪かった。水に流して清算するはめに。
(4日目)5月5日 大湯温泉⇒湯沢⇒渋温泉 198km
田舎の友人二人は日光中禅寺湖経由で帰るというので、湯沢まで送りそこで別れた。
今日はCB400ボルドールのSさんと渋温泉に泊まる予定である。渋温泉は、名古屋っ子さんが以前ブログで紹介されていたのを見て一度行きたいと思っていた。湯めぐりが人気の温泉地でしかもゴールデンウィークということもあり、大きな旅館にありがちなおざなりな対応を避けるため、ホームページを持っていない小さな宿をあえて選んで予約しておいた。
SさんとはPM2時に道の駅千曲川で待ち合わせることにしていたので、それまでソロツーリングを楽しむことにする。
待ち合わせ場所までの所要時間がつかめないので、一旦現地に行ってから周辺を散策することにした。国道117号線を走りながら、そういえばロクエフさんから伺った馬曲温泉が近くにあるのを思い出した。千曲川沿いに走る国道117号線を左に折れ、馬曲温泉に立ち寄ることに。
ゴールデンウィークとあって馬曲温泉は混雑していた。建物の横を走る道路から下界を望むが、あいにくの曇り空で視界が開けず。雨もポツポツ落ちてきたので入浴はまた今度にして山を下った。千曲川の辺りをうろうろしているうちに戸狩温泉という看板をみつけ、そこで時間をつぶすことにする。
馬曲温泉 望郷の湯
戸狩温泉。
駐車場には車が何台か停まっていたが、風呂場には私の他に二人しか居なかった。5分もしないうちに二人は上がってしまい、私一人貸しきり状態。広い湯船を独占していい気持ちでした。
Sさんからメールが入り、待ち合わせ時間よりも早く道の駅に着いたとのこと。戸狩温泉から道の駅千曲川へ20分くらいで到着し、2台で渋温泉へ向かう。温泉街の中心にある宿はすぐに分かった。せっかくなので地獄谷に行って、生意気にも温泉につかるというエテ公でも見てこようと、温泉街の奥を地獄谷に向かった。
温泉につかる猿は世界的にも珍しいとのことだが、人間に慣れてしまっていてとても野生の状態を維持しているとは言いがたい。生物学的に珍重されるような環境ではないと思うのだが、何か間違っているぞ。
エテ公用の温泉。何匹か入っているのだが、写真が小さくて分からない。
宿に戻り、いよいよ渋温泉の外湯巡り。宿の女将さんから鍵を受け取り、いざ温泉街へ繰り出す。九湯のうち6つ巡り、翌朝3つ巡って全部制覇しました。一番気に入ったのは目洗の湯で、透明な澄んだお湯に白い湯花が舞っていて、他では見たことが無い温泉でした。(透明な溶き卵スープのような感じ)
ここでもやっぱり缶ビールを買って、酒屋の店先でグビグビやってしまいました。お泊りツーリングはこれができるのがいいです。
(5日目)5月6日 渋温泉⇒草津⇒埼玉 202km
朝のうち止んでいた雨が出発する頃には本降りになった。こんなこともあろうかとタンクバッグをカバーするために、柏崎のホテルでシャワーキャップをもらってきておいた。これがジャストサイズでとても役に立った。
国道403号線を須坂市から菅平に抜け、草津温泉をめざす。グローブはすぐにぐっしょり。ブーツの中にも雨が染みてきた。草津温泉はもうすぐ。ガンバレ
温泉街に入る手前の国道292号線には時速40kmで走ると「♪草津よいとーこー、いちどーはーおいでー」と草津節が聞こえるメロディー道路がある。ところがメロディーが聞こえるのは車だけで、バイクでは何の音もしない。つまんないのー。
大滝の湯に到着。濡れたウェアやヘルメットの雫をタオルでふき取り、ライダーのマナーを果たしてから入館。硫黄泉が冷えた体に気持ちいい。ツーリング最後の締めくくり。
帰りの高速道路は渋滞の表示があったものの大したことが無く、無事に家に帰りつきました。
今週は酷使したバイクの整備とオイル交換をせねば!
こんなに長期のツーリングは初めてだが、寝る場所をしっかり確保してあったので不安なく快適な旅を楽しめた。今年は9月にも5連休があるので、今から計画を練っているところである。
全走行距離 1,691km 平均燃費21.85km/l
5月2日 埼玉⇒松本⇒奥飛騨⇒富山⇒氷見 454km
5月3日 氷見⇒能登半島最北端⇒輪島⇒富山⇒柏崎(新潟) 543km
5月4日 柏崎⇒只見(福島)⇒大湯温泉(新潟) 292km
5月5日 大湯温泉⇒湯沢⇒渋温泉 198km
5月6日 渋温泉⇒草津⇒埼玉 202km
(1日目) 5月2日 埼玉⇒松本⇒奥飛騨⇒富山⇒氷見 454km
午前3:40埼玉の自宅を出発。高速道路の混雑を避けて早朝に出発したのだが、考えることは皆同じ。関越道は渋滞こそしていないものの、3車線が全部車で埋まり、80km/hくらいで流れていた。自分はどの車線を走るか状況判断する。追い越し車線は急いた車が車間を詰めてくるので追突されないよう気を使うし、真ん中の車線はインターチェンジからの合流を嫌った車がこの車線に集まるので流れが悪い。自分は急ぐこともないので、左側車線をトラックの後ろに衝いて一定速度でエコラン走行に徹することにした。順調に松本に到着。
名古屋のZRX1100のOさん、KLX250のKさんの二人とは、奥飛騨の割石温泉でお昼に待ち合わせ。私は松本から野麦街道を走り、白骨温泉方面への分岐を通過したのが8:00、安房トンネルを抜け平湯温泉へ、あっという間に奥飛騨温泉郷に到着。このペースだと待ち合わせの時間よりも2時間以上早く到着する計算になる。
時間調整も兼ねて黒土林道というところに入ってみた。小道をどんどん登っていったら舗装が切れ、まぁどこかには抜けるだろうと更に奥へ入ってみたらゲートで閉鎖の行き止ま林道。んー残念。バイクが泥で汚れただけでした。Oさんから早く着きそうだとメールが入り、急いで林道を引き返し石割温泉をめざす。それでも私のほうが早く着いてしまった。
石割温泉の建物は、以前は老人ホームだったのではと思わせる造りで、年数が経ち入居者が他界してその役目が終わったのか(勝手な想像)今は日帰り温泉施設になっていた。先に温泉に入っていますとメールを送信し、湯船につかっているところにOさんとKさんが到着。風呂から上った時にはちょうどお昼だったので施設内の食堂でカツカレーを食べた。どうせレトルトかチン!料理が出てくるだろうと期待せずにいたが、ちゃんと揚げたてのカツがのっていておいしかった。
国道41号線を神通川沿いに北上し、富山県入り。富山県へ来たのは生まれて初めてだ。富山といえば薬売り。そういえばピカトンとかいう原子爆弾みたいな名前の薬を売りに行商が来たことがあったなぁ。薬を買ったおまけに風船をもらったっけ・・・などと思いをめぐらす。
富山市内の中心部を走ったと思うのだが、太閤山という地名を見ながら市内を抜け、富山湾を見下ろす高台の公園に出た。その公園はおそらく二上山公園だったと思うが、よく覚えていない。天気がよければ立山連峰が見えるそうだが、あいにく曇りで見られなかった。
氷見市のライブカメラ (立山連峰を望む)
http://www.city.himi.toyama.jp/live_cam/live_cam.htm
国道160号線を海岸沿いに走り、途中、フィッシャーマンズワーフで地酒と肴を仕入れ、今日の宿泊地の小境に到着。民宿では夕食に出た黒鯛とブリの刺身がおいしかった。
忍者ハットリくん列車を激写!藤子不二雄A氏の出身地らしい。
フィッシャーマンズワーフで見つけたブリ小僧。こちらはどういう位置づけなのか良く分からん。
(2日目)5月3日 氷見⇒能登半島最北端⇒輪島⇒富山⇒柏崎 543km
朝7:00に朝食を済ませ、能登島へ。能登島へ渡るときに通った能登島大橋は上下にうねるように島に向かって伸びていて、その高低差のある橋から眺める景色は最高でした。能登島から戻るときはツインブリッジを渡り、その後は能登半島最北端の狼煙(のろし)を目指す。ひたすら走る、走る・・・遠いなぁ。遠いけど着いたー!
写真はツインブリッジ
駐車場にバイクを停め、さいはて資料館を一人で見学する。
館内の案内の女性が伊能忠敬(日本国土を測量して地図を作った人)に心酔しているそうで、全国行脚の歴史的なロマンを熱く語ってくれた。資料館の右手の丘を登ったところにある禄剛崎灯台は、フランス製の特別なレンズが使われているそうで、是非見学するよう薦められた。
OさんとKさんを見つけ一緒に禄剛崎灯台へ。
灯台をバックにOさんの記念写真を撮ってあげた。Oさんに、今度は私とKさんの写真を撮ってもらったが、後で見てみたら写っていなかった・・・機械オンチのオヤジめ~
狼煙から輪島へ。
昼食。居酒屋風の店構えに引かれ暖簾をくぐる。なんか変な雰囲気・・・。女将風の女性が釜の中を覗いて御飯の残りをしきりに気にしている。女将のご主人と思しき板前さんが海老はもう終わりだよと言っているにもかかわらず、女将風の女性はエビフライ定食の注文を受けている。なんかパニックに陥っているような様子。他にも店員がいるのだが、冷たく見守っている。
私たち三人は店選びに失敗したことを悟ったが、既にカウンター席に並んで座ってしまっていたため店を変えるわけにはいかない状況。結局、サバ煮定食を無事に食べられたのでよかったのだけれど。
能登半島を満喫し、帰路へ。能登自動車道に乗り、名古屋へ帰るお二人とは高速の分岐で別れた。
私は一人、今日の宿泊地、新潟の柏崎へ向かった。
柏崎では、ビジネスホテルを予約しており、食事は高速のパーキングエリアで済ませてきたので寝るだけ。明日は田舎の同級生と合流し、魚沼にある大湯温泉に泊まって酒盛りをする予定。
(3日目)5月4日 柏崎⇒只見⇒大湯温泉 292km
ビジネスホテルで朝食を済ませ出発。柏崎刈羽原子力発電所の近くの道端にバイクを停め、集合場所と時間を確認するため田舎の同級生に電話を入れる。ふと見上げると放射能レベルの測定値が電光表示されているではないか。ただでさえ少ない髪の毛が放射能を浴びて全部抜け落ちてしまうのではないかと心配になってきたので、急いでヘルメットをかぶり原子力発電所から離脱した。
県境を越え、福島県に入り田子倉ダムで友人たちと合流。来た道を新潟方面に引き返し、途中で互いのバイクを取り替え試乗会。スポーツスターとビューエル。転ばしてもゴメンで済む相手なので気が楽だ。ビューエルは同じVツインなのにスポーツスターとは違った伸びのいい加速をする。だけど、ポジションがダメで、ブレーキングのときに体を支えられない。ミラーなんか振動で何も見えないし。それにしてもVツインの乗り味は気持ち良い。この気持ち良さを味わったら、機械って効率ばかり追求してもダメなんだなぁと思えてきた。
田子倉ダム。残雪が溶けて、スノーシェッドの上を滝になって流れている。
大湯温泉の旅館に到着。旅館の庭にバイクを入れると、縁側から女将さんが暖かく出迎えてくれた。前にも何度か泊まっていて、顔を覚えていてくれたのがうれしい。温泉に入り、乾杯ビール、そして新潟の地酒、あとはお決まりのコース。気がついたら朝でした。家内から頼まれていた、コシヒカリを20キロ、宅配便で自宅へ送ってもらうよう手配するのを忘れなくてよかった。
泊まった宿の裏にある廃墟となった旅館。
川の上に建てたのが悪かった。水に流して清算するはめに。
(4日目)5月5日 大湯温泉⇒湯沢⇒渋温泉 198km
田舎の友人二人は日光中禅寺湖経由で帰るというので、湯沢まで送りそこで別れた。
今日はCB400ボルドールのSさんと渋温泉に泊まる予定である。渋温泉は、名古屋っ子さんが以前ブログで紹介されていたのを見て一度行きたいと思っていた。湯めぐりが人気の温泉地でしかもゴールデンウィークということもあり、大きな旅館にありがちなおざなりな対応を避けるため、ホームページを持っていない小さな宿をあえて選んで予約しておいた。
SさんとはPM2時に道の駅千曲川で待ち合わせることにしていたので、それまでソロツーリングを楽しむことにする。
待ち合わせ場所までの所要時間がつかめないので、一旦現地に行ってから周辺を散策することにした。国道117号線を走りながら、そういえばロクエフさんから伺った馬曲温泉が近くにあるのを思い出した。千曲川沿いに走る国道117号線を左に折れ、馬曲温泉に立ち寄ることに。
ゴールデンウィークとあって馬曲温泉は混雑していた。建物の横を走る道路から下界を望むが、あいにくの曇り空で視界が開けず。雨もポツポツ落ちてきたので入浴はまた今度にして山を下った。千曲川の辺りをうろうろしているうちに戸狩温泉という看板をみつけ、そこで時間をつぶすことにする。
馬曲温泉 望郷の湯
戸狩温泉。
駐車場には車が何台か停まっていたが、風呂場には私の他に二人しか居なかった。5分もしないうちに二人は上がってしまい、私一人貸しきり状態。広い湯船を独占していい気持ちでした。
Sさんからメールが入り、待ち合わせ時間よりも早く道の駅に着いたとのこと。戸狩温泉から道の駅千曲川へ20分くらいで到着し、2台で渋温泉へ向かう。温泉街の中心にある宿はすぐに分かった。せっかくなので地獄谷に行って、生意気にも温泉につかるというエテ公でも見てこようと、温泉街の奥を地獄谷に向かった。
温泉につかる猿は世界的にも珍しいとのことだが、人間に慣れてしまっていてとても野生の状態を維持しているとは言いがたい。生物学的に珍重されるような環境ではないと思うのだが、何か間違っているぞ。
エテ公用の温泉。何匹か入っているのだが、写真が小さくて分からない。
宿に戻り、いよいよ渋温泉の外湯巡り。宿の女将さんから鍵を受け取り、いざ温泉街へ繰り出す。九湯のうち6つ巡り、翌朝3つ巡って全部制覇しました。一番気に入ったのは目洗の湯で、透明な澄んだお湯に白い湯花が舞っていて、他では見たことが無い温泉でした。(透明な溶き卵スープのような感じ)
ここでもやっぱり缶ビールを買って、酒屋の店先でグビグビやってしまいました。お泊りツーリングはこれができるのがいいです。
(5日目)5月6日 渋温泉⇒草津⇒埼玉 202km
朝のうち止んでいた雨が出発する頃には本降りになった。こんなこともあろうかとタンクバッグをカバーするために、柏崎のホテルでシャワーキャップをもらってきておいた。これがジャストサイズでとても役に立った。
国道403号線を須坂市から菅平に抜け、草津温泉をめざす。グローブはすぐにぐっしょり。ブーツの中にも雨が染みてきた。草津温泉はもうすぐ。ガンバレ
温泉街に入る手前の国道292号線には時速40kmで走ると「♪草津よいとーこー、いちどーはーおいでー」と草津節が聞こえるメロディー道路がある。ところがメロディーが聞こえるのは車だけで、バイクでは何の音もしない。つまんないのー。
大滝の湯に到着。濡れたウェアやヘルメットの雫をタオルでふき取り、ライダーのマナーを果たしてから入館。硫黄泉が冷えた体に気持ちいい。ツーリング最後の締めくくり。
帰りの高速道路は渋滞の表示があったものの大したことが無く、無事に家に帰りつきました。
今週は酷使したバイクの整備とオイル交換をせねば!
タグ :ツーリング