2009年08月02日

地熱発電所のある温泉

ツーリングマップルP96 会津川口 I2
E139.41.50.2 N37.26.13.4
走行距離559km、燃費24km/l

地熱発電所がある温泉というのが気になって行ってみました。

西山地熱発電所
蒸気がもうもうと立ち上り、遠くからでもよく見えます。
びっくり立入禁止区域かと思いきや、噴出し口のすぐそばまでバイクで行けちゃいました。電力会社の人も誰もいません。新潟の柏崎原発の物々しい雰囲気と比べると、のどかなものです。


自分が立っている地面の下にはマグマが渦を巻いて煮えたぎっているんだろうなと想像したら、怖くなってさっさと発電所を引き上げました。


発生した蒸気をでっかいパイプで運んでいます。



発電所を後にし、温泉に入れそうなところを探す。
川沿いに何軒か旅館が建っているのを見つけ、佇まいに魅かれて(写真なくてゴメンなさい)入った旅館で温泉に入れてもらえないか聞いてみたら、宿の離れにある湯殿を使わせてくれるとのこと。土曜日の午後だというのに、お客さんが私の他に誰もいない。ラッキー!女将さんがわざわざ私のために湯加減を見に行ってくれた。というか、お客さんがいなくて朝からほったらかしていたので、一応入れることを確認しに行ってくれた。

その湯殿の内湯。ゆったり10人は入れそうな大きなヒノキ風呂。
わーい、独り占め!
何故か今年は立ち寄る温泉でいい思いをすることが多い顔11。あちこち出かけたおかげで、そういうのを嗅ぎ分ける不思議なアンテナが身に付いたのかも。
ちなみ湯殿は混浴で、宿の内湯は男女別。


かすかに硫黄の香りがします。触るとかなり熱い。
色は無色透明で、溶き卵のような湯花が舞っています。ちょうど、山田温泉や渋温泉の目洗いの湯のよう。経験上、このタイプの温泉は間違いなく良い温泉。それまでは硫黄泉が好みだったのですが、外れが多い。溶き卵温泉に出会ってからは、こちらのまろやかな泉質のほうが好きになりました。
山田温泉も渋温泉の目洗いの湯も、ここ西山温泉も、見た目は似ていても、それぞれ個性があって面白い。もし効き温泉をやったら、目隠しして入ってもこの3つならどこの温泉か簡単に当てられると思う。
ここ西山温泉は、入ると肌がツルツルするのが特徴です。


こちらは露天風呂。広くて、最初は池かと思いました。


底はコンクリートが打ってあるのですが、岩の隙間の何箇所かからプクプク温泉が湧いています。


山田温泉に行くにも渋温泉に行くにも道路の渋滞を気にしなければならないので、こちらの西山温泉のほうが東北道で渋滞が少ないし、下道を走る距離も少ないので行きやすいかも。もし下道を走りたければ、林道でも峠でもいい道がたくさんあるし、しかも渋滞なし。なんかマイブーム(死語?)になりそうです。



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