2008年07月06日

ポータブルETC

 来週は青森までツーリングに行ってきます。
 長距離になると高速道路の料金も馬鹿になりませんので、いい機会なのでETCを購入しました。いつものバイク屋で購入して、値段は29800円でした。所有するバイク全部に取り付けたら大変な出費になります。ですので、取り付けにあたっては他のバイクでも使い回しができるよう、簡単に取り外して持ち運べるようにします。アンテナはタンクバッグへ、本体はシート下の小物入れへコンビニ袋にでも包んで放り込んでおくつもりです。
オフロード車でも使えるよう、めざせポータブルETC!
 
 さて、バイク屋でETCの入った箱を受け取り、家に帰って取り付け方法の検討です。
 機種は日本無線(JRC)のJRM-11です。中身を取り出し配線をたどってみると、どうやら電源さえ確保できれば作動するようです。ZRX1100で電源をどうやって確保するか、先人の知恵を拝借しようとネットであれこれ調べて検討しました。
 どうやらZRX1100にはACC用の電源を取れるところがあるようです。早速サービスマニュアルの配線図を見てみるが、うーん分からん。そう、電気関係は全く苦手なんです、わたし。そうなれば実践あるのみ、現物を見てみよう。

 ZRXのヒューズボックスを観察。正しくは「ジャンクションボックス」とサービスマニュアルには書いてありました。ボックスから配線が伸びているソケットを良く見ると一つだけ遊んでいる穴がありました。もしかしてこれがACCかなと、テスターで計ってみると、ビンゴー!、メインキーをオンにすると12Vを指しています。
 作業をほったらかしたまま、必要な配線と端子を買いにドライバーズスタンドへ直行!平型端子、アース用の端子、電源とアース用ケーブル、ケーブル接続用のギボシ、しめて794円也。

全体の配線はこんな感じです。
電源赤(+)とアース黒(-)のギボシを抜けばそっくり持ち運びできます。
アンテナなどの設置方法はアイデア次第。


これがジャンクションボックス。
ソケットの穴に空きが一個だけあるので、そこに赤ケーブルに平型端子のメスを取り付けたものを突っ込んで電源を取っています。


配線ができたら動作を確認。
1.イグニッションキーをオンにします。
2.インジケーターランプが赤く点灯します。
3.赤と緑がチカチカ点滅に変わります。
4.その後、緑の点灯になればスタンバイOKです。


で、まだテスト走行していません!顔7


この記事へのトラックバックURL

http://kerokero.mediacat-blog.jp/t23673
この記事へのコメント
私も、ETCつけました。
本体はシート下、アンテナはハンドルの左側です。
思った以上に取り付けには時間がかかりました。

今日は、ETCの動作確認のため、高速走行してきました。
やはりバイクにこそETCでうね。
Posted by さくら at 2008年07月06日 21:09
こんばんは。

おぉ~!すごい!!
設置お疲れ様でした!
実際のテストは交通の少ない路線でするのが、良いのかな?^^;

4輪だと車両データを設定したりするみたい(実は私ETC未経験w)ですが、バイク用は電源確保だけで良いんですね。
私もツーリング多かったらETC考えますね~。
Posted by 名古屋っ子 at 2008年07月06日 22:48
おはようございます、さくらさん

取り付けの際は、電源取るための配線の長さを決めたりギボシを
カシメたりの作業に時間がかかりました。この日、さいたま市では
光化学スモッグ注意報が出るほどの炎天下。麦わら防止を被って、
腰には蚊取り線香をぶら下げて作業しました。

CBとかの現行人気モデルへの取り付けなら、販売店なら何台も
実績あるでしょうし30分もあればできるかなと思います。
テスト走行して、つい余計な高速代をつかってしまうんですよね(^^;
Posted by kerokero at 2008年07月07日 07:53
おはようございます、名古屋っ子さん

はい、テストのときは後続車に追突されないように注意します(^^)

車のナンバー情報とかのデータ設定をしなければならないのはバイク用も同じですよ。
よく軽自動車でデータ設定されたETCをバイクで使う話を耳にしますが、一応私のはバイクでデータ設定してあります。
でも、四輪用もそうですが、中古車とか車の買い替えとかの場合は設定変更(有料)するのが本来のルールのようですね。
Posted by kerokero at 2008年07月07日 08:03
上の画像に書かれている文字を入力して下さい