2007年10月20日

糸魚川ツーリング(4)

美ヶ原高原美術館から先は下りが続く。道幅も細くなり路面も荒れ気味だ。
こういう道は路面のギャップに合わせて加重と抜重をうまく使い分けると楽しく走れる。
そのためにはシートにどかっと座っていてはダメだ。あと、必要以上にハンドルを押さえ込まない
ことも大事だ。
【ツーリングマップル中部 P80、L5】
  

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2007年10月20日

糸魚川ツーリング(3)

白樺湖畔の町並みは閑散としていた。大門峠を越えると広大な景色が目の前に広がった。
ここを通るのは3回目だが何度通っても感動する場面である。しかも3回とも天気に恵まれ運がいい。
車山高原のヘアピンを抜けると、停車しているセダンが見えた。どうやら路肩へタイヤを落としたようだ。
あまり景色が良いのでつい他所見をしてしまったのだろう。近づくとその車に乗っていたと思われる
老夫婦がセダンの近く人立っていた。特に怪我とかをしているでもなく、既にレッカーの手配を
してあるのか落ち着いた様子だったのでそのまま通り過ぎた。
霧が峰の混雑しているパーキングを右折し、そのまま一気に扉峠へ向かった。
ビーナスの丘できのこ汁を食べる予定だったが、朝食をしっかり食べたせいか食欲が湧かない。
きのこ汁はまたの機会にし、美ヶ原へ抜ける。
【ツーリングマップル中部 P73、B2】

  

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2007年10月20日

糸魚川ツーリング(2)

国道254号線を西へ向かう。佐久市内で蓼科方面の看板を目印に国道から外れ、女神湖を
経由して白樺湖まではあっという間に着いた。湖畔の駐車場にバイクを停め、予定より早く
着いてしまったことを名古屋から来るOさんにEメールで連絡した。Eメールならパーキング
エリアで休憩したときに読んでくれればいいと、待ち合わせ時間までその辺をグルッと回って
こようとヘルメットを被った時に携帯電話の着信音が鳴った。Oさんが今ちょうど送った
Eメールを呼んでいて電話をかけてきたのだった。ヘルメットを脱いでこちらからかけ直すと
「相変わらず早起きだね」と笑われる。実はOさんも予定よりも早く到着しそうなのだという。
高速を諏訪インターで降りてこちらに向かうというのを確認し、私も諏訪インターに向けて
大門街道を下っていった。
【ツーリングマップル中部 P73、C1】

白樺湖から諏訪インターには一時間ほどで到着した。料金所の手前で
Uターンし路肩にバイクを寄せて、開いているゲートにカワサキカラーのグリーンのバイクが
いないか注意した。グリーンのバイクはすぐに分かった。手を振ると向こうもすぐに気付いてくれた。
朝食がまだだそうで、私も下仁田でコンビニに寄ったきりで何も口にしていなかったので
ファミレスかどっかに寄ることにした。ビーナスラインを引き返すとデニーズがあったのでそこへ
入った。モーニングメニューとコーヒーをオーダーし、食べながらこれからのルートをツーリング
マップルで確認した。今日のルートは、ビーナスラインを美ヶ原へ抜け、武石峠を経由して松本入り
する予定だ。二杯目のコーヒーを飲み終わりビーナスラインを白樺湖に戻る。  

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2007年10月20日

糸魚川ツーリング(1)

10月13日(土)
小学校の遠足の前の晩みたいに熟睡できずにいた。
朝5時に起きる予定でいたものの、今何時か時計の針を見ようとしたので
ますます目が覚めてしまった。時計の針は3時半をやっと回ったところ。
もう一度寝ようと試みるがダメだった。決心して起きることにする。
隣家にはもう明かりが点いている。隣のおやじも私と同じで早起きだ。
そこら辺にあった服を手早く身につけ、おやじに気付かれないようにそぉーっと
裏庭から玄関前にバイクを移動させた。別に悪いことをしているわけではないのだが、
遊びに出かけるところを羨ましそうな目で見られるのは痛い。
一旦家の中に戻り、顔を洗って身支度を始める。週末は冷えると天気予報が
言っていたので、ジーンズの下にはパッチと厚手の靴下で武装した。上着には
さんざん迷った挙句、冬用のジャケットを着た。ヘルメットのシールドには
二重三重に曇り止めを塗っておいた。
玄関へ出てバイクに荷物を積み込みんだ。二本サスのZRXにはシートの下に大きな
収納スペースがある。2泊分の下着とジャージをここに押し込んだ。他に荷物は
タンクバッグ一つだ。タンクバッグには雨具とツーリングマップルが入っている。
タンクバッグは燃料補給時に邪魔にならないようにタンデムシートにくくりつけた。
ヘルメットをかぶり自宅から100m程離れたところまでバイクを押して歩いた。
いつものようにチョークを引いてギアをローに入れセルボタンを押す。エンジンが
かかるのと殆ど同時に発信した。角を二つ三つ曲がったところでチョークを戻し、
アクセルを煽ってエンジンの回転数を調整した。アイドリングが安定し、エンジンが
温まったのが分かる。これが自分の暖気運転のやり方だ。
自宅から関東をグルッと回る環状線に出るまで五分もかからない。ステップに立った
座ったりしてしっくりくるポジションを探す。ポジションが決まったところでペースアップ。
首の回りに当たる風が冷たい。バンダナか何かを巻いてくれば良かったと少し後悔しながら、
姿勢を低くしてZRXの小さいカウルに潜り込むと少しはマシになった。
東松山インターから関越道に入ると、紅葉シーズンのせいか早朝にもかかわらず
3車線が埋まる程度に混んでいた。
名古屋から来るOさんとは白樺湖で落ち合う予定だ。待ち合わせの時間は正午だから
急ぐことはない。ペースを落として左車線に移った。ZRXのようなネイキッドバイクは
ゆっくり走っても疲れないところがいい。インターやパーキングエリアから合流してくる
車を適当にかわしながら淡々と走る。
藤岡ジャンクションで上信越道に入り、下仁田インターで高速を降りた。
コンビニでバイクを停め、暖かい缶コーヒーを買った。東の空はすっかり明るくなっている。
青空にはぽつぽつと薄い雲が広がっている。秋になると良く見かけるまだら模様の雲、
そう、いわし雲だ。
  

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