2007年10月20日

糸魚川ツーリング(10)

もう少しで長野県だ。野尻湖へ続く裏道でコーナーを楽しもうとしたが、軽自動車に先行され叶わず。
長野県黒姫は小説家のC.W.ニコルが住んでいて有名になったところである。彼の著書で日本の鯨漁を
描いた「勇魚(いさな)」という作品を以前に読んだことがあるが、なかなか感動したのを思い出した。
黒姫の駅前をかすめ、蕎麦で有名な戸隠(とがくし)へ向かう。
【ツーリングマップル中部 P101、B7】
  

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2007年10月20日

糸魚川ツーリング(9)

10月15日(月)
雨…しとしと降っている。待っても止みそうにないので出発することにする。
荷造りするのに屋根付きの駐車場がありがたい。
荷造りを終え、海沿いの国道8号線を北上する。直江津まで行き、そこから南下する予定だ。
天気がよければ佐渡島が見えるはずだったが、生憎の雨で影も形も分からなかった。
この土地のウリであるフォッサマグナとヒスイの看板が目に入るが、雨のせいで立ち寄る気が
しない。早く雨雲から抜け出したい一身でひたすら走る。
【ツーリングマップル中部 P102、G5】

直江津に着いたあたりでやっと雨があがった。
直江津からは国道18号線を南下する。片側2車線のよく整備された道路だ。
追い越し車線を流れに乗って走っていると何やら前方に黒い物体が落ちているのを発見した。
犬のでかいのがトラックにでも引かれたのかと思ったら、近づいてみるとバッグだった。
そしたら中央分離帯を乗り越えて突然ライダーが姿を現した。一瞬ギョっとしたが、走行中に落とした
荷物を拾いにきた状況を理解して一安心。新潟=拉致と思うのは考え過ぎである(そうでもないかも)。
雨は完全に上がって晴れ間ものぞいてきた。国道沿いのセブンイレブンでカッパを脱ぎ身軽になる。  

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2007年10月20日

糸魚川ツーリング(8)

国道148号線は面白くない道だ。スノーシェルターが延々と続き眺望はよくないし、
周囲をコンクリートで固められ逃げ場の無い道を、大型トラックがかなりのスピードで
飛ばしてくるので気が抜けない。その代わり、車の数は多いけれども信号が無いので流れは良い。
【ツーリングマップル P100】

あっという間に糸魚川についた。今夜泊まるホテルは糸魚川駅前にあって、1階が駐車場で
2階がフロントになっていた。雨が降っても濡れずに済む。
係りのおねえさんに奥のスペースに停めるよう言われ、私はバイクを押して移動した。その直後、
ヨシムラ集合管から吐き出されるアクセル全開のすさまじいエンジン音が駐車場に響き渡った。
Oさん、立ちゴケ~。(幸いにもバイクは無傷のようだったが、後日本人から立ちゴケのせいで
リアカウルがグラグラになったと聞いた)
夕食はホテルでもらった居酒屋マップを頼りに、目星を付けた店へ行ってみた。閉まってるー!
駅前はアーケード街だというのに早々にシャッターを下ろしている店ばかり。開いているのは
セブンイレブンと怪しい飲み屋だけ。寂しい町じゃのー!それでも薄暗い道を歩き回ってなんとか
開いている居酒屋を見つけた。せっかく日本海に来たのだから魚三昧と、イカそうめん、マグロの
カマ焼き、何とか鯛の刺身、もずく、さつま揚げ、アジの焼き物、それと地元の日本酒をたいらげ、
エクセレントとまでは言えないがうまかった♪  

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2007年10月20日

糸魚川ツーリング(7)

鬼無里(きなさ)を抜けて白馬に向かう。そして温泉。
ここ「おびなたの湯」はいつもは入浴料500円のところ、白馬温泉フェアを
やっていて300円で入れた。ラッキー!掛流しの源泉は50℃以上あってかなり熱めで
体にじわじわくる。この手の温泉は上がってから時間が経っても体がホカホカといつまでも冷めない。
泉質はアルカリ性で、肌がスベスベつるつるになる。
日曜日だというのに外を歩いている人影はほとんどなく、この地でオリンピックが
開かれたなんて想像がつかない。遠くにジャンプ台が見えた。つわものどもの夢のあと…。
国道148号線を糸魚川へ向かう。上杉信玄が武田謙信へ塩を送ったという塩の道。
いえいえ、謙信が信玄に、上杉が竹田に…、歴史に疎い私にはどっちでもいい、敵に塩を送るという
心意気さえ伝われば。
【ツーリングマップル中部 P93、B4】
  

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